ミャンマー軍戦闘機が空爆 子どもや妊婦ら少なくとも19人が死亡
ミャンマー軍と民主派勢力との戦闘が激化するミャンマー北東部で、軍の戦闘機が5日から6日にかけて空爆を行い、子どもや妊婦を含む市民ら少なくとも19人が死亡しました。 ミャンマーの独立系メディアによりますと、軍の戦闘機が5日から6日にかけ、北東部シャン州の少数民族武装勢力「タアン民族解放軍(TNLA)」が支配する地域や、国内避難民のキャンプを空爆しました。 この空爆によって子どもや妊婦を含む市民ら少なくとも19人が死亡し、数十人が負傷したということです。 タアン民族解放軍は、去年10月に軍に対し一斉攻撃を仕掛けた3つの武装勢力のうちの1つで、地上戦で劣勢に立たされている軍は無差別な空爆で反撃しています。 この地域では先月だけで225回の空爆などがあり、市民27人が死亡、400棟以上の家屋が破壊されたということです。