男子バレー「堺ブレイザーズ」選手や中垣内部長が語る地元への思い
中垣内部長「ブレイザーズと堺は切り離せない関係」
一方、今年4月には中垣内祐一さんが部長に就任した。中垣内部長は、1990年に同チーム前身の「新日鐵」に入部。90年代には男子バレーボール日本代表のエースとして、1992年バルセロナ五輪に出場、6位入賞を果たすなど活躍した。
2004年の現役引退後、堺ブレイザーズの監督に就任。アドバイザーも務め、全日本のコーチなども務めた。「総責任者ということで、チームの維持に関わることや、Vリーグチームの運営、チーム代表としての会議などいろんな仕事をしています」と話す。また「このチームで私は全部をみることになるので、現場をすべて把握することになります。いろんなバレーボール教室や施設・管理運営の責任者となるので、他のバレー部長よりはやることが多いと思いますが、まぁたいしたことないですよ」とクールに続けた。 そして、「ブレイザーズと堺は切り離せない関係。我々がもっと堺市に根ざしたものでありたい、堺市の人に応援してもらえるチームでありたいですね」とホームタウンへの思いも語った
15年間応援団長「なおき」の熱き思い
そして最後に、15年間応援団長を務める、なおきさんは「本当にファンの皆様の熱い応援は身にしみております。ブレイザーズファンは日本一だと思っております。新日鐵さんのDNAは応援にも残りつつ、しっかりと。今後とも熱い応援が必要でございますので、よろしくおねがいします」と、元気に語ってくれた。 練習場や試合の風景をみても、選手やスタッフ、そしてファンとの「一体感」が感じられる堺ブレイザーズ。今季も、心をひとつに優勝に向かって進むチームの姿を目の当たりにすることができるだろう。