【都道府県別・平均貯蓄額ランキング】トップ10は首都圏が多いものの1位は「愛知県2659万円」平均年収は?
2023年もあと少しで終わります。 昨日仕事納めをむかえ、12月29日である本日は帰省する方も多いでしょう。 【一覧表でまとめて見る】47都道府県の「平均貯蓄額&平均年収」ランキングを全て見る!(出所:総務省など) 地元に帰るとホッとしたり、旧友や親戚との時間を過ごしたり、地元ならではの名産や観光地を堪能したりと、この時期ならではの楽しみがありますよね。 一方で、長期休暇で時間に余裕のあるこの時期だからこそ考えたいのが「お金のこと」です。 去年から続く物価高は、今年も家庭へ少なからず影響を与えました。 2024年からは新NISAがはじまり、今後の資産形成について意識される方も多いと思います。 貯蓄や年収に影響を与えるのはさまざまな要素がありますが、住んでいる地域もその一つ。 今回は都道府県別に平均貯蓄額と平均年収をみていきます。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【都道府県別・平均貯蓄額ランキング】1位は「愛知県」。首都圏も多くランクイン
まずは総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2022年(令和4年)二人以上の世帯 詳細結果表」より、都道府県別の平均貯蓄額ランキングを見ていきましょう。 ●【都道府県別】平均貯蓄額ランキングTOP10 ・1位:愛知県:2659万円 ・2位:兵庫県:2582万円 ・3位:神奈川県:2461万円 ・4位:埼玉県:2351万円 ・5位:滋賀県:2310万円 ・6位:富山県:2309万円 ・7位:千葉都:2256万円 ・8位:東京都:2226万円 ・9位:石川県:2213万円 ・10位:奈良県:2199万円 トップ10でみると首都圏が多くランクインしているものの、1位は愛知県、2位は兵庫県となりました。 全国平均は1901万円ですから、トップ10の貯蓄額の多さがわかります。
【都道府県別・平均年収ランキング】1位は埼玉県に。貯蓄額との違いとは?
「貯蓄が多いのは年収か高いから」という印象がありますが、では、平均年収のランキング結果はどうなっているのでしょうか。 次に総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2022年(令和4年)二人以上の世帯 詳細結果表」を参考に、都道府県別の平均年収ランキングを確認しましょう。 ●【都道府県別】平均収入TOP10 ・1位:埼玉県:832万円 ・2位:東京都:756万円 ・3位:神奈川県:734万円 ・4位:愛知県:733万円 ・5位:滋賀県:683万円 ・6位:広島県:682万円 ・7位:岐阜県:676万円 ・8位:兵庫県:672万円 ・9位:山口県:667万円 ・10位:石川県:661万円 こちらも首都圏が多くクランクインしており、1~3位を占めました。 平均貯蓄額で1位だった愛知県は4位に。 ほか、平均貯蓄額トップ10であった兵庫県、滋賀県、石川県もランクインしています。 平均貯蓄額と平均年収トップ10の顔ぶれは似た点が多いものの、明らかに連動しているわけではなく、年収以外の要素も考えられるでしょう。