みずほ、創業支援の法人プラン刷新「創業応援ラインアップ」
みずほ銀行は、創業期向け法人プランをリニューアル。「〈みずほ〉の創業応援ラインアップ」として12月23日に開始した。 【この記事に関する別の画像を見る】 来店不要で法人口座開設、審査なしで法人カード即発行、インターネットバンキング最大5年間無料、IPO支援などのサービスを揃えた法人向けプラン。急成長をめざすスタートアップ企業の挑戦を支えるサービス内容を揃える。 主なサポート内容は以下の6つ。 ・来店不要で法人口座開設 ・法人カードを審査なしで即発行 ・インターネットバンキング最大5年間無料 ・人材・会計サービスなどがお得に利用可能 ・創業期をサポートする豊富な金融サービス ・スタートアップの成長へのフルサポート 法人口座は、インターネットから申込できる「法人口座開設ネット受付(ウェブ面談)」により開設可能。通帳・キャッシュカードの初回発行手数料は無料で、登記事項証明書・印鑑証明書の提出は原則不要としている。 法人カードは、口座開設と同時に審査なしで発行可能。口座から即時引落しの「みずほビジネスデビット」を用意し、リアルタイム決済で支払業務を効率化する。 インターネットバンキングは、会社設立3年以内かつ「法人口座開設ネット受付(ウェブ面談)」で法人口座開設を申し込むと、法人向けインターネットバンキング「みずほビジネス WEB」の月額利用料が通常3,300円のところ3年間無料になる。期間中に振込件数などで条件を達すると、無料期間が最大2年間延長される。 人材・会計サービスは、法人口座開設やデビットカードの利用によって、提携企業の各種非金融サービスをお得に利用可能。みずほココナラでは、会社のウェブサイト・ロゴ・名刺などの作成に、スキルマッチングサービスを提供。初回利用者限定で最大30万円割引のクーポンを進呈する。 創業期をサポートする金融サービスは、口座開設や決済サービスに加え、提携機関・みずほグループ各社と連携し、各種サポートを行なう。融資は一般的な信用保証協会保証付貸付のほか、各地の信用保証協会との提携による、各種「提携融資制度」を用意。 スタートアップ支援は、成長戦略の一環として株式上場(IPO)やM&Aを展望する場合の様々なニーズに対し、みずほグループ各社との有機的な連携で対応していく。事業成長・資金調達など成長ステージに合わせ積極的にサポートするという。 リニューアルの背景として、日本国内の新設法人が増加傾向にあることを挙げている。2022年に政府が発表した「スタートアップ育成5か年計画」では、将来的に10万社のスタートアップ企業の創出をめざすなど、起業増加への機運が高まっていくことが予想されているという。
Impress Watch,西村 夢音