声優のなかで最も「異世界転生」しているのは? 約100作からトップ5を調査
約100作を調査して選ばれた、最も異世界転している声優は?
どのクールのTVアニメにおいても、いわゆる「異世界転生もの」、あるいは異世界ファンタジーが多数存在するのは、いまや当たり前といえるでしょう。小説投稿サイト「小説家になろう」発のいわゆる「なろう系」アニメだけでも2013年の『ログ・ホライズン』から10年以上の歴史があり、アニメの一大定番ジャンルとなっています。 【画像】うっ美しい… これがウェディングドレスがひらひら揺れる『リゼロ』ヒロインのウェディング姿です(6枚) この春も『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』『この素晴らしい世界に祝福を!』『転生したらスライムだった件』といった人気シリーズの最新作を中心に、『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』や『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』などが話題となっています。 そのような異世界ものを観ているときに、ふと「この声優さん、転生し過ぎじゃない?」と脳裏に浮かびました。例えば、最近では『聖女の魔力は万能です』にて、異世界転生して回復魔法を使っていた石川由依さんが、『外科医エリーゼ』では異世界→現代→異世界と転生しながら外科医として活躍、「ヒーラー的な役割まで被っている!」と感心したものです。そのような感じで複数の転生主人公を演じた声優さんが気になったので、「なろう系」をはじめとする小説原作中心に、異世界転生もの98作の主人公声優を調べてみました。 なお今回の集計方法は以下のとおりです。 ・転生だけでなく、召喚や転移、ゲーム世界に入り込む作品(いわゆる海外で「isekai」扱いされるようなもの全般)は転生扱い。 ・「異世界と思わせて実は……」的なギミックがあるものも異世界扱い。 ・転生を伴わない、最初から異世界が舞台の作品はカウントなし。 ・転生後の主人公をメインで演じている声優さんは1pt。ただし幼少期など一部のみ演じている声優さんは0.5pt。主人公以外の存在は転生していてもポイントなし(例:『転スラ』のシズ)。 ・シリーズの続編やスピンオフはポイントなし(例:『このすば』は続編やスピンオフがあるものの、カズマ役の福島潤さんは1pt)。 今回は、この条件でポイント上位となった5人の声優さんをカウントダウンしていきます。 ●5位:高橋李依さん(2.5pt) まずは『ナイツ&マジック』や『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』で主人公を演じた高橋李依さんです。高橋さんといえば「エミリア」(『Re:ゼロから始める異世界生活』)や「めぐみん」(『この素晴らしい世界に祝福を!』)といった、転生先で主人公が出会うヒロインのイメージが強いだけに、意外に感じる人もいるのではないでしょうか。 ほかにも日野聡さんや村瀬歩さん、石川由依さん、ファイルーズあいさんなど2作品で主人公を務めている声優はいます。しかし高橋さんは『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』で主人公アードの少年時代を演じてことによる0.5ptの加算で、一歩リードとなりました。