夏場所“強行”出場の横綱・照ノ富士、「（脇腹の状態は）大丈夫。できることを精いっぱいやる」…優勝額贈呈式に出席
大相撲夏場所初日を翌日に控えた１１日、会場となる東京・両国国技館では恒例の土俵祭りと優勝額贈呈式が行われた。贈呈式には初場所覇者の横綱・照ノ富士（伊勢ケ浜）、春場所で１１０年ぶり新入幕Ｖの尊富士が休場で欠席のため、代理で師匠の伊勢ケ浜親方が出席した。 照ノ富士は「親方と並んで優勝額を受けられたことを、うれしく思います」と式典後に大勢のファンに囲まれながら喜びを語った。 今月２日の横綱審議委員会による稽古総見で、左脇腹を痛めて相撲を取る稽古を急きょ、回避。痛めた影響でここまで相撲を取る稽古はできていない。“強行”出場を決めた夏場所については「できることを精いっぱいやる気持ちです。親方も言っていたけど、ぶっつけ本番」と説明。脇腹の状態については「大丈夫です」と語った。 １０度目の賜杯へ向けては「かなえられれば一番いいですね」と闘志を燃やした。
報知新聞社
