小池都知事が定例会見12月15日(全文1)都民生活脅かす不合理な見直しが強行
オープンデータを使ったアプリコンテストを実施のお知らせ
2つ目でございます。ICT関係で、オープンデータを使ったアプリコンテストを実施するというお知らせでございます。都は、さまざまなデータを行政の役目上、保有しているわけでございます。例えば都内の人口統計であるとか、都立施設のバリアフリー情報などなどですね。こういう膨大なデータを持っているわけで、これらを地域の課題を解決したり、都民の皆さんの利便性の向上ということに、むしろもっと生かすべきだということであります。都が所有している重要な財産ともいえると思います。 そこで、東京都ではこれらのデータを加工しやすい形式にして、2次利用ができるように公開するというオープンデータ化の取り組みを進めているところでございます。その取り組みをさらに進めるという意味で、このオープンデータを使った、そしてまた皆さんに、誰も、必要な人に役立つ便利なアプリを作っていただいて、それを競い合っていただこうというアプリコンテストを開催いたします。 今回のテーマですけれども、10月から11月にかけて都内3つの地域でアイデアソンキャラバンというのを実施いたしました。そのアイデアを参考にしまして、ご覧の3分野でアプリを作る競争をしてほしいということでございます。まず1つが、子育て家族がベビーカーで気軽に移動できるアプリ。ここに行くと容易に移動できますよ、という情報、都が持っているさまざまな情報を活用して、それを加工してアプリにして、そしてそのアプリを使っていただければ、例えばそこの作った会社にとって、いろんな情報も一緒に載っけることによってプラスがあると。ビジネスとして成り立つとかですね。 それから、2つ目が誰もが外出先で自分に最適なトイレを発見できるトイレアプリでございます。これが2つ目。それから3つ目が、地元の隠れた観光資源を発掘して、個性として発信していくアプリということで、地元にあって当たり前みたいな観光資源って結構埋もれていますので、うちのそばにあるのはどこだっていうのを、都が持っている情報などをベースにしながら、そういうので宝探しとか、オリエンテーションとかいろんなゲームができるかもしれません。 いずれにしましても、この3つのテーマのうちいずれかを選んでいただいて、アプリを制作していただき、そして競い合っていただく。3月25日には発表会を予定いたしておりますので、また、優秀な作品に対しては知事賞を授与いたしまして、そのアプリの普及に向けて都も後押しをしていくということでございます。ですから、都はオープンデータで情報を提供する。それをいろんな角度、切り口でアプリにしていく。それによってまた皆さんにこのアプリは使いでがあるねとか、そういった判断などもしていただけるような、そういうのを選んでいくということであります。今日から始まりまして、来年の3月6日の木曜日まで、どなたでも参加できますので、ぜひ奮って、こんなアプリ作りました、という形でご応募いただきたいと存じます。