いまこそ呼ぶべき!? 日本代表に推薦したいJリーガー(6)一番招集あり得る!? 攻める、守る、走る。最高の24歳
10月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表メンバーが3日に発表される。9月に行われた2試合では圧倒的な強さを見せた日本代表だが、さらなるレベルアップのために新たな戦力を試すことも必要だ。そこで今回は、現在Jリーグに所属する選手の中で森保ジャパンに推薦したい実力者を紹介する。 ※情報はすべて9月30日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt 』を参照。
DF:中野就斗(なかの・しゅうと) 生年月日:2000年6月27日 所属クラブ:サンフレッチェ広島 今季リーグ戦成績:32試合4ゴール5アシスト 中野就斗は、いま一番日本代表に近いJリーガーと言っても過言ではないだろう。サンフレッチェ広島でプレーする充実したシーズンを送る若きディフェンダーは、まだ日本代表への招集経験が無い。 現在24歳の中野は2022年に広島でプロデビュー。走攻守の3拍子が揃った右のウイングバック(WB)だ。ボール保持時は推進力溢れるプレーが魅力的。狭いエリアをいとも簡単にドリブルで突破し、味方選手に正確なパスを供給する。 そして、非保持時は鋭い読みと粘り強い守備を披露し、自身の位置でボールを刈り取り攻撃に繋げることができる。 3バックを採用する森保ジャパンに、中野はこれ以上ないほどうってつけの人材だ。 なぜなら、彼は堅実でハイスペックなWBであるだけでなく、ユーティリティープレーヤーでもあるからだ。同選手は大学時代にセンターバックとしてプレーしており、その経験を活かして広島でも3バックの中央でプレーしたことも。 システム変更に柔軟に対応できるという点で、どんな監督でも手元に置いておきたいはずだ。 日本代表の最終ラインには強烈なライバルたちが揃っているが、そのなかでも中野のユーティリティー性は大きな魅力として輝いている。
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