まだまだ上値の余地あり、藤川さんが期待寄せる成長銘柄
藤川さんが「8月決算銘柄で投資家としても、ユーザーとしても非常に気になる」と語る銘柄とは?(イメージ写真:Lukas/PIXTA)
しばらく動きが鈍かった日経平均株価ですが、ここ数日は、急に目覚めた竜のごとく上昇し、前人未踏の4万2000円を超えてきました。 上昇の理由は、これといった決め手はなく、「アメリカ市場が好調のためそれに釣られて」などといった、ぼんやりした解説が聞かれます。日本独自の要因としては、7月12日がオプションのSQ(特別清算指数)算出日のため、「4万2000円までは上昇しない」にかけていたコールの売りの踏み上げなどもあり、上昇が加速したのでしょう。 ところが一転、11日に発表されたアメリカの6月消費者物価指数が予想以上に低下していたことで、ドル円相場が161円台後半から一気に157円半ばまで円高に触れ、その後も159円台で推移しています。このタイミングで為替介入があったとも推測されていますが、真偽のほどは不明。 ともかく円高を嫌気して、夜間の日経平均先物は急落し、12日の現物価格は前日比1000円超の下落に。4万2000円台の耐久日数、わずか1日となってしまいました。
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藤川 里絵