横浜が17年ぶりの決勝進出 1年生4番の小野舜友が決勝適時打を含む2安打1打点で勝利に貢献/秋季関東大会
秋季高校野球関東大会(3日、横浜3-2浦和実、サーティーフォー保土ケ谷球場) 来年3月に甲子園球場で行われる選抜大会の選考の重要参考資料となる大会の準決勝が行われ、6年ぶり17度目の選抜大会出場を確実にしている横浜(神奈川)が浦和実(埼玉)に3ー2で逆転勝ちし、2007年以来、17年ぶりの決勝進出を決めた。 試合を決めたのは4番の一振りだった。「4番・右翼」で先発した小野舜友(しゅんすけ)外野手(1年)が2ー2の五回2死二塁。2球目の外角寄りの直球を捉え、決勝の中前適時打。八回にも中前打を放つなど、4打数2安打1打点で勝利に貢献。「1、2打席目で4番の仕事ができていなかった。価値のある一本を出そうと思っていた。練習通りの打球が打てた」とうなずいた。 今大会は背番号3で登録。外野手、内野手に加え、今夏の甲子園の出場をかけた神奈川県大会では投手でも出場の実績がある。1年生ながら強豪、横浜高の4番を任される三刀流選手は「明日勝たないと意味がない。勝負の日になるので意地でも勝ちたい」と4日の決勝戦に向けて、強い決意を語った。