「就活=婚活」自分がよくても相手がよいとは限らない 短い期間で将来を左右する決断 プロが指南 就活の極意
就職活動を始めたばかりの学生に、就職活動を分かりやすく理解してもらうために、よく使われる例え話があります。それは「就活=婚活(お見合い)」です。ただ、どちらも経験したことがない学生がほとんどだと思いますので、よく分からないと考える学生も多いのではないでしょうか。それでは、具体的にどんな点が同じとなるのでしょうか。 〇人生で重大な決断をする点 〇条件が良い相手(会社)は競争率が高い 〇自分が好きでも相手(企業)が好きとはかぎらない 〇ゴールまでに乗り越えるステップがある など、意外と似ている部分が多いと共感してもらえるのではないでしょうか。 理想通り進むとは限らず ここで、学生が理解してほしいことは就活にも婚活にも相手がいるということです。どんなに自分がやりたいことや相手のことが好きだとしても相手がいることなので必ず理想通りに進むとはいえません。 そのため、主観的に物事を判断するのではなく、客観的な視点を持って物事を判断するように心がけましょう。例えば、就職活動では「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」などこれまでの学生生活での経験やエピソードをアピールすることが求められます。 ここで「自分が話したいことを話す」「自分が満足できる経験を話す」など主観的な視点でアピールしてしまうと、評価されずに落とされてしまうことがあります。 自分が話すことは相手にどう思われるのか、そもそも話したい経験やエピソードは興味を持ってくれるのだろうかなど、客観的な視点で考えることが重要です。もし、一人で客観的に考えるのが難しければ身近な家族や友人、先輩など周囲に協力を求めると良いです。 今後の人生を大きく左右する就職活動は、わずか半年から1年という短い期間で、将来を大きく左右する決断をしないといけません。どのような決断をするかで自分の人生が大きく変わってしまうため、大きなプレッシャーを感じる学生もいるかもしれません。 周囲に協力を求めよう