「パター練習マット」買うなら1カップか2カップどっちがオススメ? 小さいほうの穴ってどんな意味があるの?
パター練習で意識すべきこととは?
では、ビギナーはパッティングの練習に関して、どのような点を意識するといいのでしょうか。山本氏は以下のように話します。 「練習マットを使う場合は、ラウンドではないので『絶対に入れなきゃ』と自分にプレッシャーをかける必要は一切ありません。とにかく邪念をすべて消して、リズミカルに打つことを心がけましょう」 「自分が持っているマットでボールがどのくらいのスピードで転がるかを把握しておくと、ラウンドした際にタッチが把握しやすくなります」 「スタート前にパターの最終調整を行う際、マットで練習したのと同じ距離から打ったとしても、マットとはボールの転がるスピードが違う場合もあるはずです」 「マットで3メートルのところから打ったときと同じタッチで打った場合、実際は4メートル転がったとしたら、『マットで2メートルの地点から打ったタッチにすればいいんだ』と分かるでしょう。それを参考にしてスイングの幅を変えれば、プレッシャーがかかる場面でも入る確率はアップします」 ビギナーの中には「パターマットを買ったはいいものの、カップに入れることだけにしか意識が向いていない」という人も多いはずです。 パターマットでパッティングが上達する人とそうでない人の分かれ目は、リズムや距離感を意識して練習しているかにあります。日頃の練習の成果をラウンドで発揮できるよう、より実戦的な使い方を知っておくといいでしょう。
ピーコックブルー