<桑島法子>「ガンダムSEED」ナタル、フレイ、ステラ、アグネスの一人4役コント!? アグネスは生きている! “戦術バジルール”裏話も
人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の本編映像をアップデートした“期間限定の特別版”の舞台あいさつが9月20日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、マリュー・ラミアス役の三石琴乃さん、アグネス・ギーベンラート役の桑島法子さん、福田己津央監督が登場した。「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」でナタル・バジルール、フレイ・アルスター、ステラ・ルーシェなども演じた桑島さんが「SEED FREEDOM」のイベントに登場するのは初めてで、ナタル、フレイ、ステラ、アグネスになりきり、一人芝居を披露。保志さんは「桑島さんのコントを見られて、皆さん得しましたよね!」と喜び、福田監督は「(桑島さんが)こういうキャラクターだと思ってなかった……」と驚いた。 【写真】SEED FREEDOM特別版! 何が変わったのか?
「SEED」「SEED DESTINY」で桑島さんが演じたナタル、フレイ、ステラはいずれも非業の死を遂げた。「SEED FREEDOM」で演じたアグネスは生きているといい、桑島さんは「死ぬと思っていた……」と語ると、福田監督は「シュラに殺される予定だったけど、後半の構成を変えていた時、これは死なないな……となった。アスランの妄想のおかげで、シリアスな展開をねじ込めなかった」と説明した。
「SEED FREEDOM」では、マリューが“戦術バジルール”を実行するシーンも話題になった。桑島さんは「『戦術バジルール』と言った瞬間に熱いものが込み上げてきました。忘れないでいてくれた! 私が生きていた証はあなたの中に刻まれている! そうですよね? 監督!」と興奮気味に語ると、福田監督は「そうですね。脚本になかったけど、絵コンテでねじ込んだ」と明かした。
同作は、1月26日に公開され、約4カ月のロングラン上映となり、興行収入が49億円、観客動員数が290万人を突破するなど大ヒットした。1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新したことも話題になっている。