<虎に翼>和田庵“道男”や菊池和澄“玲美”の姿も…賑やか“イマジナリー猪爪家”に「かわいすぎ!」「癒やされた」
伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。8月5日放送の第114回では、花江(森田望智)ら登戸で暮らす猪爪家のメンバーが寅子(伊藤)の妄想として登場。視聴者の注目を集めた。(以下、ストーリーのネタバレがあります) 【写真】優未(毎田暖乃)に過保護な猪爪家メンバー 第105回より ■家を飛び出した優未の行先は… 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士の一人・三淵嘉子さんをモデルにしたオリジナルストーリー。第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」では「原爆裁判」に加え、寅子の義母・百合(余貴美子)の認知症問題も描かれている。114回では、百合の問題から逃げるのどか(尾碕真花)に優未(毎田暖乃)が不満を募らせて爆発し、家を飛び出してしまった。 お手伝いの吉本(山野海)から報告の電話を受けた寅子は、優未の行きそうな場所に思いをめぐらせた。まず浮かんだのが、登戸の猪爪家。すると、「でももし電話して、優未がいなかったら…」のナレーションとともに、寅子のデスクの周囲から猪爪家のメンバーがムクムクと姿を見せた。 ■玲美の姿も!賑やか“イマジナリー猪爪家”さらにパワーアップ 「優未が⁉いなくなったんですって⁉」と血相を変える花江に、直明(三山凌輝)も「警察だ!警察に電話だ!」と大騒ぎ。直明の妻・玲美(菊池和澄)が「みんなで捜しましょう!」と声を上げると、もはや猪爪家の一員のように馴染んだ道男(和田庵)が「のどかってやつ、許せねえ!」と怒り心頭。直人(青山凌大)と直治(今井悠貴)も「許せねえ!」と声をそろえた。 難しい問題が続く中、寅子の妄想という設定ながら久々登場となった猪爪家の相変わらずの賑やかさ、一家の“お姫さま”優未への過保護っぷりに視聴者もおおいに癒やされたよう。「イマジナリー猪爪家のわちゃわちゃに癒やされた」「イマジナリー猪爪家、かわいすぎ!」「妖怪みたいに湧き上がってきたイマジナリー猪爪家クセ強すぎww」といった声で賑わったほか、キャスト陣が寅子のデスクの裏でスタンバイしている様子を想像し「撮影風景が見たい!」という声も多かった。 このシーンには、血縁関係はないながらも普段から一家の一員のように馴染む道男の姿や、一家と同居中の玲美が直明に寄り添うようにしている姿もあり、「イマジナリー猪爪家に毎回ちゃんと道男が参加してるの好き」「玲美さん新加入!猪爪家と相性ばっちり」「玲美さん加わってイマジナリー猪爪家さらにつよつよww」と、登戸の一家が賑やかに暮らす様子に思いを馳せる視聴者が続出した。 ストーリー後半では、よね(土居志央梨)が、原爆裁判の原告として法廷に立つため広島から上京してきた吉田ミキ(入山法子)の迷いに寄り添い「やめましょう」と当事者尋問取りやめを提案するエピソードに感動の声が上がった114回。百合の認知症問題に原爆裁判と、明快な答えが出ないテーマが続く中で、遊び心ある“イマジナリー猪爪家”演出は視聴者にとってもホッと一息つける機会となったようだ。