無印、麦茶やほうじ茶をペットボトルで販売 90円に値下げ
無印良品は、麦茶など無糖茶のボトルを、再生原料を100%使用したPETボトルへリニューアルし、11月13日より順次発売する。9種類をラインナップし、いずれも容量500ml。価格は90~120円。 【この記事に関する別の画像を見る】 現在同社が販売している無糖茶は、ボトルにアルミ缶を使用しているが、今後は再生PETボトルに変更。ボトルの変更に合わせて、より茶葉の香りが立つすっきりとした味わいが出るように製法の見直しも行なった。使用する茶葉やフレーバーも刷新し、容量や価格も見直している。 新商品として展開するのは、「棒ほうじ使用 ほうじ茶」と「ノンカフェイン ルイボス&ジンジャーティー」の2種類。 リニューアル商品となる7種類は、「ルイボス&黒豆茶」「とうもろこし茶」「ルイボス&マスカットティー」「黒豆茶」「麦茶」「グリーンルイボスティー」「銀毫(ぎんごう)茶葉使用 茉莉花茶」をラインナップ。茉莉花茶以外はノンカフェイン。 麦茶と茉莉花茶は容量と価格を見直し、390ml・120円だったのが500ml・90円に値下げされる。新商品のほうじ茶も500ml・90円で販売。このほか6種類は500ml・120円で販売する。 2021年4月に同社は、資源循環の観点から、飲料のボトルをリサイクル率の高いアルミ缶に全面リニューアル。その後も環境負荷の低減と、飲料のおいしさを両立できるボトルの検討を続け、現在では再生原料100%のPETボトル製造時のCO2排出量が、従来のアルミ缶と同等以下に抑えられることがわかった。 そのため今後は、再生PETボトルを含め飲料ごとの風味や香りの違い、飲まれるシーンなど、それぞれの飲料の特長に最も適したボトルに変更していく。今回の無糖茶のボトル変更を皮切りに、飲料ごとに順次ボトルの切り替えを行なう。来春には、炭酸飲料を再生PETボトルに切り替える予定。 なおコーヒーや紅茶の飲料については、現行のアルミ缶の広い飲み口で鼻から香りを楽しめることや、ホット販売が可能なため、引き続きアルミ缶で販売する。
Impress Watch,西村 夢音