パネル横に立つ飯山さん（写真提供＝MRT宮崎放送）

　MRT宮崎放送（宮崎市橘通西4）が公認Vチューバーのライバーを誕生させる取り組みを始めた。（ひなた宮崎経済新聞） 【写真】オーディションチラシ。キャラクターのデザインを手がけるのはイラストレーターの久賀フーナさん（写真提供＝MRT宮崎放送） 　Vチューバープロダクション「ユニバースプロダクション」（東京都豊島区）と共同で行う同プロジェクト。地域に根差したメディアとして宮崎の魅力を県内外に広く発信し、地域の活性化に貢献することを目的としている。同局編成部の飯山ほのかさんは「テレビ・ラジオ・アプリの既存メディアに、若年層を中心に人気があるVチューバーが加わることで、新しい層へ向けてアプローチできれば」と話す。 　ライバーのオーディションは書類選考通過後、面接に移る。活動は11月ごろからを予定しており、MRTの各種媒体（番組、SNSなど）をはじめとしたメディアへの出演やVチューバーとしてのライブ配信活動、プロモーションやマーケティング支援活動などを想定する。 　飯山さんは「誰かの生きがいになったり、多くの人に愛したりしてもらえるような、すてきなVチューバーを育てたい。共に宮崎を盛り上げてくださる人に、ぜひ応募してもらいたい」と呼びかける。 　応募条件は20歳以上で、2年以上の活動を約束できる人。配信経験は不問。宮崎県内在住または、在住歴があり地元知識と郷土愛のある人を歓迎する。応募は7月15日まで、ホームページで受け付ける。