【からつボート(モーニング)GⅢ企業杯】師匠の活躍に発奮 吉田凌太朗「自分もいつかグランプリへ」
<22日・からつボート・3日目> 前日の11位から6位に順位を上げた吉田凌太朗(31)=愛知・117期=に準優当確ランプがともった。3日目まで6戦して4回の舟券絡み。3日目前半の白星が効いて、得点率を引き上げた。 【ボートレース】2025年度のグレードレース日程表 ただ機力は「全体的に良くはない」。平凡どころか弱めなのにこの奮闘。「気持ちよく乗りたいので何とかします」。局面が進めばこのままでは苦しいことが分かりきっているだけに、懸命な調整作業でパワーアップを実現させる構えだ。 今年はキャリハアイの3Vを挙げている。その躍進ぶりには、「いい時も悪い時も何とか乗れてきた結果」と充足感。ただ、「調整に関してはまだまだです」と課題も自覚する。「特に今年はそこを意識してやっています。しっかり覚えていきたいです」 偉大な師匠の池田浩二はグランプリでベスト6入りした。「いつか自分もそこを走れるように、自分がやれることをやり続けます」。4日目は2枠の1走。目前の戦いにベストを尽くし、準優に弾みをつける。