辻希美「次男がついに思春期突入!?」爆発しそうになる母に杉浦家“ラスボス”の父は……
モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は高校生の長女、中学生の長男と小学生の次男、5歳の三男の、4人の子の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載「大好きな人と結婚しよう」、今回のテーマは、〈思春期の入り口〉です。 【長男は壁に穴をあけました!】「昨日までフツーだったのに、突然親を敬遠するように…」杉浦家の思春期 これまでも長女や長男の思春期について、この連載で語ってきましたが、ここ最近、次男に変化が……。「とうとう“3波”に突入か!?」と様子を伺う辻さんが、思春期ど真ん中とは少し違う、“思春期の入り口”についてお話してくれました。
穏やかな心を持つ次男は杉浦家初の“思春期ゼロ”になるかと思いきや
今回は、この連載でおそらく初めてになると思うのですが、次男がメインのお話をさせていただきます。次男は今年、小学校6年生になりました。とっても穏やかな性格で、暇さえあれば私の側に来て話しかけてきて、かまってほしそうにする甘えん坊なところがあります。そんなタイプの次男なので、これまで私と激しく衝突したり、不可解な反発をしてきたことはなく、この連載でも悩みやグチを吐露したことがなかったワケです。もしや、思春期もスルーするかも!? なんて淡い期待をしていました。 ですが、やはり思春期というのはそんな甘いものではありませんでした……。長女のときも長男のときも同じ時期でしたが、わが家の子どもたちは、6年生あたりになると急に親への態度が変わります。次男は今、思春期が本格化する手前の“入り口”に立っているのかな、というのが近くにいて感じること。 「ママ~、背中がかゆいからクリーム塗って!」と甘えてきたかと思えば、なにか注意したときに「ママだってできてないじゃん」などと、“ママディスり”で返してきたり。それに、すべてにおいて理屈っぽく、なにかといえばブツブツ文句を言っています。本格的な思春期に入って親を拒絶する段階になると、部屋から出てこなくなりますが、次男の場合はまだそこには達していないらしく、リビングにいます。……ということはですね、ずーっと、いちいち私にいちゃもんを付けてきたり、こちらがカチンッとくる行動を連発するのです!(苦笑) 長女、長男のときもそうでしたが、思春期は突然訪れるため、私の気持ちがついていけません。対応の仕方に迷い、いつも困惑して「本当にヤダ……」と心の中でつぶやきながらイライラしがちでした。思春期の子を抱えるママやパパの中には、同じような苦労をしている方も多いのではないでしょうか。