「娘にLINE既読スルー」されるも 47歳でシングルマザーになった斉藤慶子が「いつも娘にかけ続けた言葉」
小学校受験は塾に2、3箇所通って見事に合格。子どもの成長は待ってくれないので、仕事もしつつ、あのときチャレンジできてよかったです。 ── エスカーレーター式の学校に入ったそうですが、入学後は斉藤さんが娘さんの勉強を見ることはよくありましたか? 斉藤さん:ありましたね。ただ、私は勉強が好きだったし、小学校までならなんとなくわかったんですよ。でも、なんでこんなことわからないの?ってイラッとしてしまうんです(笑)。教え方のプロじゃないし、娘も「もうママには聞かない」ってなるので、途中からプロの方にお願いしていました。
■かわいいリボンをつけていた娘が成長すると ── 47歳で離婚されたとき娘さんは小学生だったそうですが、シングルマザーになって変化したことはありますか? 斉藤さん:娘ファーストなのは変わりません。親子ゲンカすることはありましたけど、あなたがいちばん大切だよっていうことはずっと伝え続けてきました。娘が小さいころからお願いしてるシッターさんがいたので、家に帰ってきても誰もいないということは、ほぼなかったんじゃないかな。私の友だちもたまに遊びに来てくれることがありましたし、なるべく楽しい時間を一緒に過ごすように心がけましたね。
また、特に反抗期らしい反抗期もなかったんですよね。娘が小さいときは私が着せたい服を着せて、娘がしたい髪型にしてあげて、リボンもつけて、髪の毛も私が切ってあげていたんですよ。でも、だんだん自我が出てくるし、服だって自分でお店に行って買うようになって。そうなるとひとりの大人だから、程よい距離感で見守るようになりました。 ── ご自身と娘さんが似ていると思う部分はありますか? 斉藤さん:ものの判断基準が一緒ですね。娘が小さいときはまったく思わなかったのですが、社会人になって自分でより物事を深く考えるようになると、思考が似ているような気がします。迷ったり自分では判断が難しいと思うときは私に相談してきますね。なんだかんだリスペクトしてくれているのかな(笑)。