暗殺未遂、被告が無罪主張 トランプ氏を待ち伏せ
【ニューヨーク共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領を南部フロリダ州のゴルフ場で待ち伏せて殺害しようとしたとして、暗殺未遂などの罪に問われたライアン・ラウス被告が9月30日、ウエストパームビーチ連邦地裁に出廷し、無罪を主張した。 トランプ氏の暗殺未遂は、7月に東部ペンシルベニア州で演説中に銃撃され右耳を負傷した事件に続いて2度目だった。 ラウス被告は銃の不法所持や大統領警護隊(シークレットサービス)に対する職務妨害の罪でも起訴されている。検察の資料で、同被告が数カ月前に「これはトランプ氏暗殺の試みだった」と殺意を告白するメモを残していたことが明らかになっている。