SNSでバズった「メッシュパン」に目から鱗! キャンプ飯に革命を起こしたフライパンの実力とは
九州の水門メーカー「乗富鉄工所」が、ステンレスを編み込んだ直火専用のメッシュ式フライパン「メッシュパン」(大・小の2サイズを設定)の発売を開始しました。直火料理のメリットは、なんといっても直接火であぶり焼きをすることで余分な油を落とすことができ、炎や煙で燻して焼き上げることで香ばしく仕上げることができます。ただし、火加減の調整が難しくチャーハンや焼きそばといった細かい食材の調理が難しいという欠点もありました。そこでメッシュパンでは、目が細かなメッシュを採用し、細かい具材を使った調理ができるのはもちろん、藁焼きや燻製も可能です。 【写真】直火で調理できるメッシュタイプのフライパンを見る(全13枚)
直火料理の弱点を解消してくれるメッシュパン
「メッシュパン」は、目の細かなメッシュを使うことでこれまで不可能であった焼きそばなどの麺類やお米も直火で調理することができます。前述のとおり、余分な油は網の下に落ちるのでヘルシーに仕上がるのもメリットの一つです。 また、「メッシュパン」には持ち手が付いているので、木炭の火加減を見ながら焦がすことなく上手に調理することが可能です。
直火での藁焼きや燻製も簡単に調理できる
また、「メッシュパン」の活用方法として藁焼きや燻製をつくることも可能です。例えば、カツオのたたきのように、料理に藁の香りをつけながら食事の旨味を引き出すことできます。また、スモークチップを用意すれば燻製づくりもOK。調理方法は、メスティンやスキレットにスモークチップを載せて、その上からメッシュパンを被せると土台の完成。好きな食材を載せて蓋をするだけで、燻製独特の風味や香りが付き、シンプルな食材であっても料理のクオリティが一気にアップします。
取外し可能なメッシュ部は取り外し可能でお手入れも簡単
「メッシュパン」の特徴の一つにメンテナンス性に優れていることが挙げられます。メッシュ部を取り外すことができるので、長期の使用で破けてしまったときは別売のメッシュシートと交換することが可能です。また、普段のお手入れ方法は硬めのスポンジやたわしに洗剤をつけてゴシゴシ擦るだけ。メッシュ面がフラットなので洗いやすいのも魅力です。 メッシュシートの素材には、水門に使われるSUS304のステンレス材を採用することで、耐久試験では250時間を記録したヨコナガメッシュタキビダイと同じ線径のメッシュを使用しています。 乗富鉄工所が展開する『ノリノリプロジェクト』では、かけがえのない日常をもっと楽しくするためのプロダクトを提案。製作は、町工場や水利施設、産業機械を手がける職人たちの手によるもの。その活動のなかで生まれた『ノリノリライフ』(N/L)のアイテムが「メッシュパン」や焚き火グリルの「ヨコナガメッシュタキビダイ」、そして「シンプルゴトク」といったプロダクト。 ちなみに、X(旧Twitter)で「メッシュパン」の情報を解禁したところ、多くのキャンパーにささり、大きな反響を呼びました。なお、これらのアイテムはオンラインストアで販売中です。
ソトラバ編集部