【独自】無理やり生徒の口に“しょう油”を…「罰ゲームで飲ませた」柔道教室塾長(32)逮捕 保護者に脅しや “口外防止”文書も
2023年5月、柔道の合宿中に10歳の教え子に無理矢理 口にしょう油を流し込んだ暴行の疑いで27日に逮捕された、柔道教室の指導者石野勇太(いしの・ゆうた)容疑者(32)。 逮捕容疑は教え子への暴行だ。 【画像】子供にしょうゆを飲ませ笑いながら危険な絞め技をさせていた柔道教室塾長
教え子に暴行を加えたとして逮捕
そして2024年5月にも、千葉県にある柔道教室で石野容疑者が教え子を押さえつけ、口にしょう油を流し込んでいた。 他の教え子からは「うわーうわー、やばい…やばい…。うわーいかれてるわ~」という声が聞かれる。 しょうゆを飲まされ、苦しさのあまり声にならない声をあげる男の子。 教え子「んー!んー!んー!」 〝やめてほしい…〟というのを言葉にできず、必死に手で伝えようとしている。 約17秒にわたり続いた指導者からの〝暴行〟。 男の子は洗面所に走り出し、飲まされたしょうゆを吐き出していた。 苦しむ男の子の様子を笑みを浮かべ見ていた石野容疑者。 取材をすると、こうした教え子への暴行が他にもあったことがわかった。 柔道教室の内情を知る保護者は「子供たちにタバスコを大量に飲ませた」 「2回気絶させて…」「複雑骨折した子もいるらしい…」と話してくれた。 調べに対し、石野勇太容疑者(32)は「余興での罰ゲームで飲ませた」と供述しているという。
逮捕のきっかけは被害男児の父親からの相談
逮捕のきっかけは、被害に遭った教え子の父親からの相談。 「息子が通う柔道塾で塾長から不適切な指導を受けていた。昨年の合宿では無理やりしょう油を飲まされた」 石野容疑者は2024年5月、柔道塾の合宿中に他の子供たちが見ている中、教え子である小学生の男の子を寝かせ、嫌がる男の子の口にしょうゆを注いだ疑いがもたれている。 その2024年5月の合宿での映像を見てみると…、 生徒:ん…ん…ん… 他の生徒:しょっぱそう 他の生徒:うわ!うわ! 他の生徒:やばいやばい! 他の生徒:いかれてるわー しょうゆを飲まされた男の子は苦しさに耐えられず、うめき声を上げると「やめてほしい」と必死に手ぶりで伝えようとしたが、石野容疑者は悲痛な訴えにも応じることなく、17秒にわたり醤油を飲ませ続け、その様子を笑みを浮かべながら見ていたのだ。 こうした石野容疑者による“教え子へのいじめ”は他にも。 内情を知る保護者に話を聞くと、「小さい子どもや慣れていない子どもに、塾長が思い切り投げているのがすごく怖くて。複雑骨折した子もいたらしくて。それぐらい力いっぱいで投げる。虐待みたいなのを受けているので、すごく叫んだり悲鳴を上げたりしていた。その練習中に2回(絞め技で)気絶させて、ほかの子どもたちに『落ちたよ。気絶したよ』と言いふらしていた」という。 指導の範囲を超えた、危険な技を子供たちにかけていたというのだ。 さらに、石野容疑者の言動はエスカレートしていき、生徒だけでなく保護者にも…。 「俺がいなくなったら高校に行けなくなるぞ。柔道する場所がなくなるぞ」 被害を訴え出ようとする保護者に対し、石野容疑者は脅していたといい、また口外しないよう“文書”まで書かせていたという。 警察の調べに対し、石野容疑者は、「無理矢理飲ませたのではない。食事中の余興での罰ゲームで飲ませた」と、容疑を一部否認しているといい、警察は余罪について調べを進めている。 (「イット!」11月27日放送より)
イット!