中日・高橋宏斗、いつでも『キャンプインOK』状態 「いい感覚でやれています」自身初の『開幕投手』つかみ取る
中日の高橋宏斗投手(22)が3日、いつでも”キャンプインOK”の状態だと明かした。自身初の開幕投手に名乗りを上げている右腕は、3月28日のDeNA戦(横浜)に向けて準備着々。この日は愛知県常滑市の「BOAT RACEとこなめ」で開催されたトークショーに、土田龍空内野手(22)とともに参加した。 心も体も既に新シーズンを向いている。年明け一発目の仕事を終え、新たな1年のスタートを切った高橋宏。昨年から開幕投手に名乗りを上げている若き右腕は、今の調整段階を自信たっぷりに明かした。 「仮に明日、キャンプインしてもいいような状態を常につくれています。去年の同じ時期よりも良いと思います」 充実したオフを過ごせている証拠だ。昨年は2年連続で規定投球回を投げ、11月下旬まで国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」で侍ジャパンの一員として戦った。大会直後には1週間ほどノースロー期間を置き、シーズンの疲れをリフレッシュ。12月中旬から再び肩を立ち上げ始め、「いい感覚でやれています」とここ2週間で体をつくってきた。 自身初となる大役は自分の力でつかみ取る。年明けには地元・愛知県尾張旭市内の神社3社をハシゴした。おみくじを計4度引き、結果は末吉、中吉、吉、末吉。末吉で始まり、末吉で終わる結果に「(末吉は)下から数えた方が早いですよね」と苦笑いを浮かべる。神前では「けがなく1年間しっかり戦えますように」と祈願。「あまり多くは望まずに、という感じです。あとは実力で勝負します」と言葉に力を込めた。
中日スポーツ