【有馬記念】1番人気アーバンシックはスローペースに泣き6着 ルメール騎手「もう少しペースが流れたら…」
12月22日の中山11Rで行われた第69回有馬記念(3歳以上オープン、GI、芝2500メートル、定量、15頭立て=ドウデュースが出走取消、1着賞金=5億円)は、戸崎圭太騎手の5番人気レガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)がシャフリヤールとの壮絶な叩き合いをハナ差制し、1960年スターロツチ以来64年ぶり2頭目の3歳牝馬Vを果たした。タイムは2分31秒8(良)。 セントライト記念、菊花賞と重賞連勝中だったアーバンシック(1番人気)は、スタートで出遅れるもすぐにリカバーし中団の位置に。しかし、スローペースもあってか直線では伸び切れず6着。C・ルメール騎手は武豊騎手、池添謙一騎手と並ぶ歴代最多の同レース4勝目はならなかった。 ◆C・ルメール騎手「残念ながら超スローペースになってしまいました。ずっと勝ち馬の後ろにいたけど、直線で前があいたら皆が加速していました。もう少しペースが流れたらもっといい結果を出せたと思います。状態は良かったし、競馬もスムーズ。ペースだけですね。レース前から遅くなると思っていたけど、仕方がないです。まだ3歳ですから、来年が楽しみです」