「おいおい、丸呑みだぞ…」チヌの本気喰いを引き出す必釣メソッドとは!? 名手が「イチオシする」最新チニングアイテムも教えちゃいます!
スティーズ フレックスジグ&スティーズ フレックスフットボール
春にはボリュームのあるワームが強い状況が生まれることがありますが、3in以上のボリューム系ワームは飛距離が出にくく水中での抵抗も大きいため、使い勝手がいまいちですし、フッキングも悪いことがあります。そんなときに、アーバンシュリンプなど使い勝手の良いワームを手っ取り早くボリュームアップさせる方法として、ラバー系のリグを使うのも一つの手です。 ただし、ラバージグを選ぶ際には注意が必要です。一般的なバス用のラバージグはチニングに対してフックサイズが大きすぎることが多く、逆にチニング用のラバー系リグはラバーのボリュームが少なすぎて、ハイボリュームが効く状況で効果的ではありません。 スティーズフレックスジグは、ヘッドとフックのジョイントに、スプリットリングを介さず、プライヤーなしでフック交換が可能な特殊構造(C.J.S.)を採用しています。 そのため、簡単にチニングに適したフックに交換できます(ノーマルの#2/0フックを使用するワームに応じて、シルバーウルフオフセット#2や#3、シルバーウルフストレート#1/0などに交換して使用します)。 さらに今年度フットボールタイプが追加され、従来のタイプに比べてラバーが細くなったため、チニングでも使いやすくなっています。 ラバーはそのまま使ってもよいですが、ワームサイズに応じて少しカットすることも有効です。特に飛距離を求める場合は、ラバーの数を少し減らすなどすると抵抗が減って使い勝手が向上します。ただし、あまりにカットしすぎるとボリュームが不足する可能性があるため、注意が必要です。 フットボールタイプの利点の1つは「移動距離の短さ」です。これがボートチニングに有効で、90度に設定されたアイは手前に寄りにくく、浮き上がりにくいため、しっかりとボトムをトレースできます。また、垂直にフォールさせやすいので、ディープエリアでも効果を発揮します。ただし、その一方で、ショアからではボトムに噛みすぎて抵抗が強くなるため、ノーマルタイプのフレックスジグが使いやすいですね。