サプライズ登場で五輪応援ソングを生披露する三浦大知（撮影・開出牧）

　ＪＯＣは１４日、都内のホテルでパリ五輪日本代表の解団式を行った。 　多くの関係者、報道陣が集まった中で、ＪＯＣの三屋裕子副会長、選手団の尾縣貢団長があいさつ。０４年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストで、スポーツ庁の室伏広治長官も出席し、「皆様、本当にお疲れ様でした。そして、素晴らしい活躍、ありがとうございました」などとねぎらいのスピーチを行った。 　オリンピック特別賞表彰に移り、メダリストに賞状と目録を贈呈も行われた。陸上女子やり投げ金の北口榛花、男子ゴルフ銅の松山英樹ら一部選手は海外転戦などの所用で式を欠席したが、数多くのメダリストが表彰され、多くの拍手が送られた。 　その後は旗手の江村美咲が団旗の返還を行い、尾縣貢団長が解団宣言。これにてパリ五輪の日本選手団の活動に一区切りがついた。 　閉会後にはチームジャパンのＣＭ映像がモニターに流れると、男性アーティストの三浦大知がサプライズで登場。その場でライブが始まり、五輪応援ソングの『心拍音』の生演奏に選手たちは生歌に感激していた。三浦はライブ終了後、さまざまな戦いを見せた選手に「本当に皆さんの戦う、そして皆さんが自分を超えていく姿に、本当にたくさんの感動を頂きました。皆様お疲れ様でした」とねぎらいの言葉を寄せた。