冬の市場でセンターバック獲得を目指すレアル・マドリード、下部組織出身のローマDFマリオ・エルモーソも候補に含める | ラ・リーガ
レアル・マドリードがローマDFマリオ・エルモーソを獲得候補に含めたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 DFエデル・ミリトンが前十字靭帯の完全断裂で長期離脱となり、復帰までもう少し時間がかかるDFダヴィド・アラバ、戦力として扱われていないDFダニ・バジェホを除いて、起用可能なセンターバックがDFアントニオ・リュディガーとBチームDFラウール・アセンシオのみとなっているレアル・マドリード。5年ぶりに冬の補強を実現すべく、すでに動き出しているとみられる。 センターバックの獲得候補としては、これまでにDFカステロ・ルケバ、アヤックスDFヨレル・ハト、アル・ナスルDFアイメリク・ラポルテが挙げられてきたが、『マルカ』によればそこにエルモーソも加わった模様だ。 現在29歳のエルモーソはレアル・マドリードの下部組織出身で、2017年にエスパニョールに完全移籍を果たすと、その2年後に移籍金1200万ユーロでアトレティコ・デ・マドリードに加入。アトレティコでは3バックシステムの左センターバックとして活躍し、守備や良質なフィードのほか意表を突くオーバーラップで存在感を放った。だが昨季、契約延長交渉で合意に至らず、フリーでローマへと移籍している。 イタリア首都のクラブにはすぐ適応し、絶対的なレギュラーとして活躍しているエルモーソ。しかしながら『マルカ』曰く、同選手はレアル・マドリード復帰について、前向きに捉えているという。センターバックとサイドバックの両方をこなすことができ、フィード能力にも定評があるエルモーソだが、わずか半年でスペイン首都に戻り、今度は若い頃に着ていた白いユニフォームに袖を通すのだろうか。