忘年会・新年会を実施する企業は約6割 理由トップは「開催ニーズ高くない」 忘年会「労働時間」にする企業も
「忘年会は行かな…、行くのかな。まだ予定がないです。コロナが始まってからしていないですかね」 ■コロナ前とコロナ後 水準戻らず また、「コロナ禍前は実施していたが、今回は実施しない」と回答した企業は18.2%で、コミュニケーションのあり方が、コロナ禍を契機に大きく変わったことが伺えます。 忘年会・新年会の実施率は、2019年は78.4%でしたが、新型コロナの感染拡大で、2020年は5.6%まで落ち込みました。 その後、徐々に実施率は上昇し、今シーズンは59.6%ですが、コロナ禍前の水準までは戻っていません。 ■忘年会「労働時間にならない」企業が9割 東京商工リサーチが忘年会・新年会を実施する企業に、労働時間になるかと訪ねたところ、「労働時間にならない」が90.2%。「労働時間になる」と回答した企業は9.7%でした。 東京商工リサーチは、「コロナ禍で変わった価値観と会社の意識のギャップが、宴会離れを生んでいる」と分析しています。 ■2次会に行く人は27.6% 青汁のキューサイが全国20~70歳の603人に行った調査によると、「忘年会は2次会以上行く」と回答した人は全国平均で27.6%でした。 一方、福岡県は35.4%と7.8ポイント高い結果でした。 2次会以上“はしご”する文化、地域性もあるのでしょうか。
RKB毎日放送