忘年会・新年会を実施する企業は約6割 理由トップは「開催ニーズ高くない」 忘年会「労働時間」にする企業も
RKB毎日放送
今年も残すところあとわずか。忘年会シーズンを迎えました。 今シーズン忘年会・新年会を実施する企業はおよそ6割でコロナ禍前の水準まで戻っていないことが分かりました。 【画像で見る】忘年会・新年会 実施する企業 約6割 「労働時間」にする企業も ■忘年会、しますか? 師走の福岡市天神。街の人に聞いてみました。 Q 忘年会、しますか? 「はい。一応行っておこうかなぐらいです。」 「今時、みんなめんどくさいんじゃないですか。コロナ明けからそういう傾向です。飲み会は好きですよ。気を遣うのが面倒くさい」 「行かなくてもいいかなという感じ。面倒くさい。」 「一緒にいて楽しい人だったらいいんですけど。(会社では?)うーん、誘われたら行くかな」 ■「忘年会・新年会をする」企業は59.6% 東京商工リサーチが全国の企業6529社に実施したアンケート調査によりますと、今シーズン「忘年会や新年会を実施する」と回答した企業は59.6%でした。 実施する理由は「従業員の親睦を図るため」が最も多く、87.1%。 次いで、「従業員の士気向上のため」が51.1%でした。 忘年会に参加する人 「普段しゃべれない人としゃべれたら仕事の幅も広がっていいのかなと思います。毎年、忘年会でビンゴ大会がありまして、最初の年にDVDプレーヤーが当たって、その次の年にオークリーのバッグが当たって・・・忘年会って楽しいんだなって(笑)そこから絶対参加するようにしています」 忘年会に参加する人 「仕事の話は抜きにして、ふだん話せないことをアルコールの力とその場の力で話せて非常に楽しい時間を過ごせています」 忘年会に参加する人 「社会人1年目です。自分があまりお酒が得意ではないので、そこそこ楽しめたら」 ■実施しない理由「開催ニーズが高くない」 一方、実施しない理由は、「開催ニーズが高くないため」が65.1%。「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」が36.6%でした。 ■忘年会に参加しない人は 「若い子はあまり飲みたがらないよね、上司と」 「新卒でまだ会社に入って1年目。あまり楽しみではないです。なんか上司の話に付き合うのもなぁみたいな」