【ブリーダーズカップ】矢作師「世界最高峰のダートレース、簡単ではないのは承知」フォーエバーヤング出走へ向け矢作師一問一答
サンディエゴにあるデルマー競馬場で、ブリーダーズカップクラシック(G1・ダ2000m)にフォーエバーヤングを出走させる矢作芳人調教師が、29日に報道陣の囲み取材に応じた。 【動画】フォーエバーヤング追い切り
「物凄い体になっている」
矢作芳人調教師一問一答 ーー調教の動きは? 「とても良い動きというか、予定通りの動きだったと思います。見た目はそれほど早く感じなかったんですけども、やはり見た目よりも時計が出ているところが、この馬らしいなと思いました」 ーー輸送はどうでしたか? 「非常にスムーズ。割と旅行が好きな馬なので、日本より環境がいいとこに来るじゃないですか。だから喜んでますね」 ーー馬体重が増えたように見えますが? 「背が2、3センチ伸びましたし、全体的にやっぱりパワーアップしたと思います。それと、やはりアメリカの競馬に対応するためにはあの体が必要だと考えて意識的にやっている部分もあります。物凄い体になっていますね」 ーー1番枠を引いてしまいましたが… 「試練の枠だと思ってますけど、まあハンディキャップでしょうか(笑)」 ーーBCクラシックを勝つということは先生にとってどういった意味がありますか? 「ダートの競馬の最高峰ですし、やはり少し前までは日本の馬がとても到達できないと思ったところですから、なんとかそこに到達したいと思います」
「(ダートは)少し粘土質」
ーーチャーチルダウンズのダートとデルマーのダートの違いは? 「チャーチルの方が硬かったですね。砂というか土ですが少し粘土質ですね。小回りで直線が短い。コーナーで加速しやすいですね。捲りの競馬出来れば1番良いのかなと考えています」 ーーこの馬の性格は? 「可愛いし、非常にONとOFFがはっきりしています。走る馬に共通していますね」 ーーレースのプランで決まっていることは? 「中団くらいまで取れればね。一番言うことはないでしょうけども、コーナーの加速が速い馬なので、コーナーで仕掛けられるような展開になったらいいなというぐらいですね」 ーーレースへの意気込みをお願いします 「世界最高峰のダートレースですから、簡単ではないのは承知してますけども、自信を持って出せる状態にあると思いますので、応援よろしくお願いいたします」
競馬のおはなし