保湿とエイジングケアに欠かせない「アミノ酸」味の素の「ジーノ モイスト」がリニューアル
アミノ酸の働きに着目した徹底保湿の「ジーノ モイスト」
ーその「アミノ美肌理論®︎」をベースに開発されたのが、今回の「ジーノ モイスト」シリーズということですね。 はい。一番のこだわりは肌の保湿とエイジングケアをサポートするアミノ酸をミックスさせた「アミノ酸カクテル」です。今回の製品では、「ヒスチジン」や「アスパラギン酸」を含む20種類以上のアミノ酸やアミノ酸誘導体をを組み合わせました。 また、肌が保持する水分の質にも着目し、私たちは角層のうるおい成分に近い水分がよい と考えました。天然保湿因子として近年注目をされているNMF[1]は、肌内部の水分量を保つのに、重要な役割を果たしています。 このもととなっているのがタンパク質の「フィラグリン」です。そこでフィラグリンのアミノ酸組成をモデルにしたアミノ酸カクテルも配合しています。 「ジーノ モイスト」では、まずは徹底的に保湿をし、うるおいを届ける化粧水、そして与えたうるおいをしっかり閉じ込める美容乳液を用意しています。また、それぞれしっとりタイプとさっぱりタイプから、お好みの使用感や季節によって選べるようになっています。 ー開発で苦労した点はありますか? アミノ酸カクテルを作るのはとても大変でした。先ほど挙げた「ヒスチジン」や「アスパラギン酸」などのアミノ酸は、液体への高配合が難しく、かなりのチャレンジでした。また、アミノ酸はわずかなバランスの違いで使用感が変わってしまう繊細な成分のため、今までの知見も総動員して、理想のアミノ酸カクテルを実現させました。 ーアミノ酸研究の今後の展望を教えてください。 「アミノ美肌理論®」をベースに、今後も多岐にわたる研究を行い、健やかな素肌づくりに多角的に貢献していきたいと思っています。 味の素の長年の研究により解明された、肌におけるアミノ酸の重要性。内外から上手に摂取して、うるおいのある若々しい肌を目指したい。 《註》 [1]角質細胞中で水分を保持する働きをもつ水溶性低分子の総称。約半分がアミノ酸で構成されている