エンタメの概念が変わるか 松本人志“ダウンタウンチャンネル”注目のコンテンツは
【芸能 覆面座談会】2024年もいろいろなことがあった芸能界。年明けからダウンタウンの松本人志が週刊文春との訴訟に注力するため活動休止入りし、お茶の間を驚かせました。音楽界では元日にデビューしたNumber_iがブレーク、映画界では日本作品の米アカデミー賞受賞というめでたい話もありました。2025年はどんなニュースが世間を賑わしていくのでしょうか。いつものメンバーが2025年の芸能界を占います。 【写真あり】「伝説の一日」で31年ぶりに漫才を披露したダウンタウン ワイドショーデスク ダウンタウンの松本が今春に復帰するプランを年末に発表したね。正式名称ではないけど、新しいプラットフォームで動画配信サイト「ダウンタウンチャンネル」を立ち上げる。これはなかなか新しい。 週刊誌記者 性的行為を強要した疑惑を報じた週刊文春を相手取り裁判を起こし、それに注力するために芸能活動を休止。11月に訴訟を取り下げたことで今後の去就が注目されていた。有料配信にシフトするとは意外だった。 本紙デスク 松本としては「テレビに早く戻りたい」という思いから取り下げを決断した訳だけど、テレビはスポンサーの問題もあるし、なかなか復帰は思い通りに行かないみたいだね。 週刊誌記者 裁判については文春としてもキツかったみたい。長期化せずに早く決着がついてホッとしているという声を聞いたよ。 芸能リポーター スポニチは吉本興業の基幹劇場である「なんばグランド花月」での復帰プランが浮上と報じていたけど何で方向転換したの? 本紙デスク 復帰に向けて、1月中旬に劇場のスケジュールを押さえていたんだけどね。相方である浜田に「世間に迷惑をかけたんだから、謝るべきことは謝る方がいい。すぐに動くのは良くない」とアドバイスを受けたこともあって変更した。年末にネット上で謝罪も含めたインタビューをアップしたのもそういう訳だったんだろうね。 リポーター 浜田はこの苦境の中、1年間もダウンタウンの看板を1人で守ってきた。松本としても、そこは感謝しかない。あとは浜田とともに幼なじみでダウンタウン3人目のメンバーといわれる放送作家の高須氏とも、じっくり話し合って今後のことを決めていくんだろうね。 ワイドデスク でも、そんなに簡単に配信サイトって立ち上げられるものなの?製作コストや維持費もかなりかかりそうだけど…。 本紙デスク そこはオンラインに長けている吉本。チケットとライブ配信サービスを手がけるグループ企業「FANY」のノウハウをフル活用するようだ。ダウンタウンチャンネルは技術的にはすぐに立ち上げることが可能みたい。FANYにはお笑い好きの会員が500万人近く登録しているし有料でもかなりの数が登録しそう。吉本がバックアップするから後輩芸人もワンサカ出るだろうしね。 週刊誌記者 配信するコンテンツがどんなラインナップになるかは興味あるね。最初はやはりダウンタウンとして「漫才」でリスタートかな。 本紙デスク 「浜田が漫才をやるなら」と松本は思っているみたい。あとは2人の呼吸次第でしょ。最初は週3回くらいのペースで番組を配信することになるのでは。吉本は日本テレビと関係性が深いから「笑ってはいけない」のスペシャル版も十分に考えられるよね。「ダウンタウンのごっつええ感じ」とか過去のコンテンツを配信する案もあると聞くけど、まったく新しい笑いをやりたいんじゃないかな。 ワイドデスク 復帰最初は配信ではなく、生のメッセージを聞きたいところだったけど、そこだけは残念だ。配信サイトで爆発的に売れることがあれば、今後のエンタメの概念が変わっていくかもしれないね。