センバツ高校野球 常葉大菊川VS専大松戸 主将「強豪と対戦楽しみ」 大会5日目 /静岡
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内であり、常葉大菊川は大会第5日(22日予定)の第2試合で、専大松戸(千葉)と初戦を戦うことが決まった。【皆川真仁】 抽選会には4年ぶりに各出場校の主将が一堂に会した。10年ぶり5回目の出場となる常葉大菊川は、2回戦から登場する。甲子園で初対戦する専大松戸は、最速150キロ超の本格派右腕・平野大地(2年)を擁し、昨秋の関東大会で準優勝を果たした。センバツ出場は初戦で敗れた2021年以来2回目。 くじを引いた常葉大菊川の平出奏翔(かなと)主将(2年)は「投手力が全国トップクラスのチームと戦えるので楽しみ。ストライクを積極的に振っていきたい。菊川らしい野球をすれば結果はついてくる」と意気込んだ。 甲子園で初めて指揮を執る石岡諒哉監督(33)は、前チームが昨夏の練習試合で平野に抑えられたことを明かし、「受け身にならず、攻めの姿勢で100%の力をぶつけたい。初戦まで時間ができた。しっかり仕上げる」と言葉に力を込めた。