マツダのメキシコ生産拠点「MMVO」が操業10周年。最重要市場である北米事業の成長を支える重要拠点に成長
マツダはこのほど、メキシコにおける生産拠点「Mazda de Mexico Vehicle Operation(マツダ デ メヒコ ビークル オペレーション)」(以下MMVO)が、2014年1月の操業開始から10周年を迎え、2月25日(日本時間)に記念式典を実施したことを発表した。式典にはMMVOの社員に加え、メキシコ合衆国、グアナファト州、サラマンカ市などの要人を迎え、節目となる10周年を祝った。
「私たちはこれからも、『ひと中心』の文化を大切にし、MMVOが地域に根差し、地域のコミュニティから愛される工場となるよう、たゆまぬ精進をしてまいります」(マツダ毛籠社長)
式典の場でマツダの毛籠勝弘(もろまさひろ)代表取締役社長兼CEOはこのように述べた。 「MMVOは、2014年1月の操業開始以来、州政府からのご支援をはじめ多くの方に支えられ、成長してきました。改めて関係する皆様に、深くお礼を申し上げます。マツダには、人を大切にする『ひと中心』という文化があります。マツダのモノづくりへのこだわりをメキシコでも実現するため、国内拠点とMMVOの間で生産技術や品質をはじめあらゆる領域で交流を続けてきました。私たちはこれからも、『ひと中心』の文化を大切にし、MMVOが地域に根差し、地域のコミュニティから愛される工場となるよう、たゆまぬ精進をしてまいります」 MMVOは、2020年に累計生産100万台を達成し、10年間でマツダのグローバルビジネスにおける欠かせない重要拠点に成長した。昨年はMMVOの生産台数が20万2506台にのぼり、メキシコでの販売台数は過去最高の7万6017台を記録。メキシコの販売台数のうちMMVO製の商品が約70%、最重要と位置付けている北米市場の販売台数では同3分の1を占め、北米市場を支える工場に成長した。 マツダは「MMVOは関係者の皆さまと共創することで、マツダの北米市場を支える戦略拠点としてさらなる飛躍を遂げ、メキシコ経済の成長および自動車産業の発展に貢献していきます」と述べている。
MotorFan編集部
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