訓練と並行で筋トレ・減量 コンテストに情熱を注ぐマッスル消防士「大人になってからの青春という感じ」
“夏が一番似合う男性・女性を決める”をテーマに全国で熱戦が繰り広げられているSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)。「関東予選」(6月30日)の舞台にて、荒谷和彦がSTYLISH GUY部門のオーバーオール優勝(総合優勝)を獲得した。 【フォト】スタイリッシュボディで魅せた消防士・荒谷のステージショット
普段は消防士を務めている荒谷。大会後には「うれしいです。一番いい形で終われたかなと思います」と率直な胸中を明かした。 学生時代は陸上競技に打ち込んできた彼は、約5年前から趣味で筋トレをスタート。コンテストに出場を決めたのは約4か月前のことであり、そこからは日頃の訓練と並行してトレーニングや減量に取り組んできた。 「なかなか大人になってから青春というか、全力で何かに打ち込むことってなくなってきたので、夢中になれるトレーニングの存在は大きいです。しんどいですけど、そういうところに魅力を感じますね」 今大会ではSTYLISH GUY部門tallクラス(176 cm以上)で優勝し、オーバーオール戦も制した他、SURF MODEL部門で優勝、PHYSIQUE部門2位と堂々たる成績を残した。 今後の目標については「プロカードをもらっているので、12月のプロ戦に出ようかと今のところは考えています」とさらなる高みへの挑戦を見据えている。トレーニングを通じた荒谷の大人の青春はこれからだ。
取材・文・写真/森本雄大