IBFライトフライ級タイトルマッチ「クリエルvsノンティンガ」、フェザー級「ララvsルゴ」の開催を発表 | ボクシング
日本時間2月17日、メキシコでタイトルマッチを含むイベントの開催が発表された。クリエルvsノンティンガの再戦を筆頭に、マウリシオ・ララの再起戦も組まれた。
息をのむような美しさを誇るメキシコのオアハカが、マッチルームが主催するボクシングイベントの舞台に初めて選ばれた。日本時間2月17日(土)行われるイベントはDAZNから生中継される予定だ。 このイベントは、壮大な丘陵の眺望に囲まれた野外スタジアム、アウディトリオ・ゲラゲッツァで行われる。地元ファンの期待を一身に集めるエイドリアン・クリエルがIBF世界ライトフライ級タイトルを懸け、シベナティ "ザ・スペシャルワン" ノンティンガとのリマッチを行う。 セミファイナルではフェザー級スターのマウリシオ・ララが2024年初戦を飾る。同郷のダニエル・ルゴと火花を散らす。 ララ(26勝3敗1分、19KO)は2021年に元世界王者のジョシュ・ウォーリントンをKOで下し、さらに昨年はリー・ウッドを衝撃KOで下し、世界王者の座を射止めた。 だがマンチェスターで行われたウッドとの再戦では、計量失敗が原因でベルトを失い、さらにウッドが3-0のユナニマスデシジョンで判定勝ちを収める結果に終わった。 約9ヶ月の沈黙を破り、ランキングを再び駆け上がろうとするララは、気鋭のルゴ(27勝2敗、18KO)と10回戦を闘う。かつて世界を制した自分が再びトップに舞い戻る力があることを世に示そうとしている。 クリエルは見事なパフォーマンスで南アフリカのノンティンガから王座を奪い取った。おそらく2023年最大のノックアウトの一つと数えられるだろう。 メキシコのクリエル(24勝4敗1分、5KO)は、王者ノンティンガ(12勝1敗、9KO)を驚愕のワンパンチKOで下し、大方の予想を覆した。 24歳のクリエルは故郷の地で世界タイトル初防衛に挑む。昨年のノックアウトがまぐれではなかったことを証明するつもりだ。 キャリア初黒星を喫したノンティンガは、2022年にメキシコのエルモシージョでエクトル・フローレスを破って獲得したベルトを取り戻し、復位を狙う。 2つの注目試合が行われる舞台はメキシコのオハアカ。メキシコシティから約500kmの地点に位置し、北方の険しい山々で隔てられたこの街は、先住民による豊かな歴史を誇り、ユネスコの世界遺産にも選ばれるほどの独自のアイデンティティを醸成する。 マッチルーム・スポーツの会長エディー・ハーン氏は次のようにコメントしている。 「メキシコは多くの伝説的なファイターたちを生み出してきた地だ。この壮大な国への旅を続けられることに喜びを感じている。オアハカでは間違いなく特別な夜を目の当たりにすることになるだろう」 なお、残りの対戦カードは近く明らかにされる。
Alexander Netherton