美容師・ネイリストが指導、ヘアサロンで高校生ら24人がカットなど体験 京都府2市の7店が協力
プロの道具を使い
京都府福知山市篠尾の商業施設フレスポ福知山内の美容室でこのほど、学生向けの美容イベントが開かれた。市内外の子どもたちが参加し、美容師やネイリストに教わりながら技術を体験し、美容業界の仕事の魅力にふれた。 府北部の美容業界を盛り上げ、志を持った子どもたちの夢を応援したいと、市内で美容室を経営するtota(トータ)株式会社の系列店や駅前町のsora(ソラ)など福知山、舞鶴両市の美容室7店舗が協力して、学生向けの体験イベントを昨年に初めて両市で開いた。 今年の福知山会場はフレスポ内の「NOTE HAIR SALON(ノートヘアサロン)」で、福知山を中心に舞鶴、京丹後など近隣市の小学2年生から高校3年生までの計24人が午前、午後の部に分かれて参加した。 子どもたちはプロが使うハサミ(シザー)特有の握り方を教わったあと、マネキンでカットを体験。髪の毛の長さをそろえる練習をしたり、ヘアカラーやヘアアレンジなどにも挑戦し、基本的な技術を教わった。 南陵中学校2年の女子生徒は「昨年に参加したとき、すごく楽しかったので、今回も参加しました。イベントを通じて、美容師になりたいという気持ちがさらに大きくなりました。こういった機会をもらえて感謝しています」と話していた。