「キャッシュカードは捨てた」容疑者が供述 札幌市内の川で衣服や所持品発見 大学生暴行死事件
STVニュース北海道
北海道江別市で男子大学生が暴行をうけて死亡し6人が逮捕された事件で、犯行後に大学生の口座から現金を引き出したことについて、一部の容疑者が「キャッシュカードは捨てた」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。 江別市内の公園で、長谷知哉さんが全裸で倒れているのが見つかり死亡した事件では、長谷さんと交際していた八木原亜麻容疑者のほか、少年を含む5人が傷害致死の疑いで逮捕・送検されています。 八木原容疑者を除く5人は、犯行後に長谷さんのキャッシュカードを使い、ATMから現金十数万円を引き出したとみられていて、容疑者らは「現金を分け合った」と供述しているということです。 暗証番号は暴行中に聞き出したとみられています。 その後の捜査関係者への取材で、一部の容疑者が「キャッシュカードは捨てた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 これまでに、札幌市内の川から長谷さんのものとみられる衣服や所持品が見つかっていて、警察は容疑者らの関係先を含めてキャッシュカードなどの捜索を続けるとともに、事件の経緯を調べています。