【バレー】久光・平山詩嫣「変化を恐れない。ちょっと一歩を踏み出すことを続けていきたい」 V1女子
バレーボールV1女子の久光スプリングスで今シーズン、レギュラーポジションを勝ち取り、チームの軸として奮闘する平山詩嫣選手。 個人成績も含め躍進著しいが、精神的にもチームの柱としての自覚が高まっているようだ。 皇后杯では決勝でNECレッドロケッツに敗戦。優勝を逃し、試合後の囲み取材でも悔しい表情を見せた。 その平山選手はリーグ制覇に向け、どのような思いを抱いているのか。 2月4日、埼玉県立武道館でのトヨタ車体クインシーズ戦後に聞いた。
皇后杯はカップ戦ということもありますし、最後まで何が起きるかわかりません。その独特の雰囲気も楽しみつつ、絶対勝ちたいという気持ちもあって。 でも、負け方としては誰が何と言おうと「健闘して負けた」とは思っていません。 コートの中で全て完結してしまっては絶対にダメというか、上には行けないなっていうのを本当に感じています。 JTマーヴェラス戦とか、負ける時は同じような負け方をしてるなって。 何かを変えないと進歩も進化も成長もないんじゃないかなって思うんです。 昨日(2月3日、日立Astemo戦)は北窓(絢音)が入って、本当に頑張ってくれました。 誰が入っても勝てるチームを作るという言葉が…多分、今季のチームはそういう言葉がいろんなところから出ていると思います。それが本当に体現できるような選手の気持ちの持って行き方とか、スタッフとの意思疎通とか、こういう戦術にはこの選手でいけるっていう自信とか。そういうものをより固めていかないといけないなって。 ファイナル6で本当に強いチームを相手に戦い抜く、勝ちきるためにはやっぱりそこが必要なんじゃないかなって思っています。 個人のやりたいこととか、やってみたいこととは別に、チームの中でそれぞれが抱えている思いをどう表現していくか。 とにかく変化を恐れないで、必要だと思ったことはやってみる。ちょっと一歩踏み出すことをファイナル6に向けて止めずにいきたいなって思っています。
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