阪神・佐藤輝はそろそろストライクゾーンを見極めるべき。交流戦後のセの優勝争いは阪神と巨人の投手整備力の差になる【岡田彰布コラム】
三振を減らしていけば本塁打が増えるのは必然よ
首位に立ち、大崩れしない戦いができているのはクローザーのロベルト・スアレスが安定しているから。オフに残留交渉で2年契約できたのが大きかった[写真=石井愛子]
1980年に阪神に入団。ルーキーシーズンを終えたオフ、年上の虎番記者にゴルフをすすめられた。その記者は大学時代、ゴルフ部で活躍した人物で「よかったら、教えてやるよ」とゴルフを一から学んだ。それからハマった。以来40年、ゴルフが最高の趣味となった。 プレーするのもいいし、プロの試合を観戦するのも好きだ。自宅にはテレビで海外のトーナメントを観られるようにしている。もちろん今回の快挙はシッカリと観た。そう全米女子オープンでの笹生(優花)選手の優勝。男子の松山(英樹)選手に続いてのメジャー制覇には感動した。 笹生選手の最大の武器は飛距離である。それを生み出しているのが下半身の強さ。幼いころから徹底的に下半身を鍛えたとのことで、それが今回の快挙に結びついたわけである。 やっぱりスポーツは下半身の強さが必須。ゴルフでも野球でも遠くに飛ばせる源は下半身……ということになる。そこで阪神のルーキー、佐藤輝明に・・・
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週刊ベースボール