札幌、名古屋に逆転負けで5連敗 ペトロヴィッチ監督「監督人生で一番残念な試合だった」
◆明治安田J1リーグ▽第6節 札幌 1―2 名古屋(3日、札幌ドーム) 最下位の北海道コンサドーレ札幌はホームで名古屋に1―2で敗れ、2017年以来、7シーズンぶりの5連敗を喫した。 札幌は前半30分、U―23日本代表DF馬場晴也のプロ入り初ゴールとなる一発で、今季初めて先制点を挙げた。だが後半10分にPKから同点に追いつかれると、試合終了直前の後半45分に名古屋FW永井謙佑に勝ち越しゴールを決められ、敗れた。 試合後、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「私の監督キャリアの中で一番残念な、ガッカリした試合だったと言ってもいいだろう」と声を絞り出した。先制点を奪う理想的な試合運びに「選手たちは前半から非常に素晴らしいプレーを見せて、コントロールをしてチャンスを作り、リードをした」と、手応えを得ていた。 だが、後半になると不運なPK献上があり、状況は一変。「そういう中で何だかよく分からないような、理由が見つからないような2失点をして敗れた」と首をかしげた。「本当に選手たちは良いプレー、素晴らしいゲームをした」と選手たちを称賛したものの、「残念ながら再び(勝ち点が)0だった」と表情を曇らせた。 未勝利の札幌は開幕6試合を終え、勝ち点1。早くもJ1残留圏内の17位と勝ち点5差も開いている。中2日で迎える次節でG大阪(札幌ドーム)と対戦する。
報知新聞社