10人ラツィオに終盤のオウンゴール弾でユベントス辛勝【セリエA】
ユベントスは19日、セリエA第8節でラツィオをホームに迎え、1-0で辛勝した。 代表ウィーク前の前節カリアリ戦を終盤のPK被弾で引き分けた3位ユベントス(勝ち点13)は[4-3-3]で臨み、中盤はアンカーにロカテッリ、ドウグラス・ルイスとケフラン・テュラムがインサイドMFに入った。 公式戦4連勝と好調の同勝ち点で並ぶラツィオに対し、ボールを保持する展開としたユベントスは22分、数的優位となる。カルルがディフェンスライン裏を取ってボックス内に侵入しかけたところ、ロマニョーリのタックルを受けて倒されると、VARの末にレッドカード判定となった。 厳しい判定で10人となったラツィオに対し、ユベントスは直後のFKでヴラホビッチがゴールに迫ると、43分にはカンビアーゾの左クロスからガッティがボレーで合わせたが枠を捉えきれずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、57分にユベントスに先制のチャンス。ケフラン・テュラムのシュートのルーズボールをプッシュしたヴラホビッチのシュートがバーに直撃した。 さらに59分、ウェアの右クロスにドウグラス・ルイスが頭で合わせる絶好機もわずかに枠を捉えきれない。 焦りが募るユベントスは終盤の81分にようやくヴラホビッチのシュートでオンターゲットを記録すると、84分にはファジョーリが強烈なミドルでGKを強襲。 そして1分後、待望のゴールが生まれる。カバルが左サイドから鋭いクロスを送ると、マリオ・ヒラのオウンゴールを誘った。これが決勝点となってユベントスが勝利。苦しみながらも勝ち切って今季4勝目を挙げている。 ユベントス 1-0 ラツィオ 【ユベントス】 OG(後40)
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