ＩＮＡＣ神戸-長野　前半３分、ＩＮＡＣ神戸のＦＷスアレスの得点をアシストし、笑顔のＦＷ愛川（中央）

　サッカー女子ＷＥリーグ第４節第２日の６日、ＩＮＡＣ神戸は本拠地のノエビアスタジアム神戸（神戸市兵庫区）で長野と対戦し、３－２で勝利した。３連勝とし、勝ち点を１０（３勝１分け）に伸ばした。 【写真】イニエスタと澤さんが一致　困難の乗り越え方は？ 　６４６人が観戦した今季ホーム２戦目。ＩＮＡＣ神戸は立ち上がりからスコアを動かした。前半３分、ＦＷ愛川がドリブルでゴール前まで攻め上がると、ＦＷスアレスの得点をアシスト。以降、押し込まれる時間もあったが、愛川を中心に攻撃を繰り出した。 　後半に入ると、１２分に失点したが、１７分にＦＷ高瀬、ＭＦ水野の攻撃カードを切ると、その４分後だった。右ＦＫからスアレスのヘディングシュートがポストをたたくと、詰めていた水野が左足で押し込んで勝ち越し。３３分にはゴール前へのロングスローを高瀬が確保して中央に折り返すと、愛川が左足を合わせて３－１とした。 　次節は１４日午後４時からノエビアスタジアム神戸でノジマ相模原と対戦する。 　【ＩＮＡＣ神戸】２００１年創設。澤穂希さんら当時の日本代表が多く加入した１１年から、なでしこリーグ（当時）３連覇。２１年にプロリーグとして発足したＷＥリーグの初代女王に輝くと、昨季は皇后杯全日本女子選手権で７度目の優勝を飾った。リーグ戦は２位。クラブの経営権は今春、廃棄物処理大手の大栄環境（本部・神戸市東灘区）に譲渡されている。