駒澤大学高等学校、堀越にリベンジを果たしベスト8
6月2日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の2次トーナメント2回戦が行われ、駒澤大学高等学校が堀越を2-1で下しベスト8進出を決めた。 【フォトギャラリー】駒澤大学高等学校 vs 堀越 立ち上がり、素早いプレスでボールを奪い合う展開から、いきなり駒澤大学高等学校が最初のチャンスをモノにする。8分、駒澤大学高等学校が中盤でボールを相手から奪いショートカウンターを仕掛け、左サイドからグランダーのクロスをゴール前に。これをMF6寺尾帆高(3年)がスライディングでゴールに押し込む。さらに、積極的に前線からプレスをかけていく駒澤大学高等学校は24分、DF8矢島礼偉(3年)が相手のクリアボールを拾ってミドルシュートで堀越ゴールを脅かす。対する堀越は失点後も焦ることなく攻撃では長短を織り交ぜたパスで相手陣地への進入を試みていく。 1点をリードする駒澤大学高等学校は、前半終了間際にFW9岩井優太(2年)がDFの背後の抜け出しからネットを揺らすもオフサイドの判定。駒澤大学高等学校が1点をリードし前半を折り返す。 後半開始直後のファーストプレー。駒澤大学高等学校は左サイドでボールを持ったMF20森田敬太(2年)が強引なドリブル突破からシュートまで持ち込むがゴールならず。すると46分、堀越はMF10三鴨奏大(3年)が右クロスを頭で合わせゴールネットを揺らし試合を振り出しに戻す。 同点に追いつかれた駒澤大学高等学校だったが直後の49分、岩井がDFの背後に抜け出しエリア内でボールをキープ。力強いドリブルから放ったシュートは一度はポストに弾かれるも、こぼれ球を味方選手がクロスを上げると最後はMF10内田龍伊(3年)が目一杯足を伸ばしてクロスに合わせ勝ち越しに成功。 後半終盤、パワープレーに出てきた堀越の攻撃を凌いだ駒澤大学高等学校が2-1で逃げ切りベスト8進出を決めた。 勝利した駒澤大学高等学校・亀田雄人監督は「去年の選手権予選で、堀越さんに負けていたので選手たちは技術とか戦術とは違う何か強い思いの部分があったと思います」と話した。 (文・写真=田原豊)