「寄付」された古着が大量に…高橋メアリージュンがバングラデシュで見た「ゴミの山」
“バングラデシュにあるゴミ山へ。これで小さい方だそうです” この言葉とともに高橋メアリージュンさんのインスタグラムに投稿された動画は、大きな反応を呼びました。 【写真】え、民家がこんな近くに? メアリージュンさんが見たごみの山の衝撃 この投稿をInstagramで見る Maryjun Takahashi 高橋メアリージュン(@maryjuntakahashi)がシェアした投稿 今年4月、アクティビストの藤原ひろのぶさんのフィールドワークに同行し、バングラデシュを旅した高橋メアリージュンさん。このポストは、そこで見た現実でした。 フードロス対策などをライフワークとしているメアリージュンさん連載「優しさと生きる」。バングラデシュの旅についてお伝えする前編では、山に捨てられるような現状もある子どもたちとの交流や食糧支援についてお伝えしました。インタビュー後編ではメアリーさんが見たバングラデシュのゴミ問題について語っていただきました。
バングラデシュの「ゴミの山」に行きました
バングラデシュは気温が高く、私たちが行った4月上旬で35℃以上ありました。今は更に暑くなって40℃くらいになっているとか。日本の梅雨ほどではないものの、湿度も高く、かなり汗をかきました。 行く前は「蚊に刺されると病気になることがあるから蚊帳を持っていくべき」と言われて持参したのですが、時期的にまだ蚊はおらず、結局使いませんでした。でもこれから暑くなるうえ雨季には蚊が増えるので、旅行の予定がある方はぜひ持って行くことをおすすめします。 バングラデシュでは、ダッカにある「ゴミの山」にも行きました。写真を見ていただくとわかるとおり、広範囲にわたって大量のゴミが積まれています。現地の方から「これでも小さいほうです」と言われて驚きました。 ゴミの内容はいろいろで、プラスチックもあれば綿製品もあります。綿のTシャツなどは広げて干されていますが、これは再利用するためだそうです。 「この山は今後どうなるんですか?」と尋ねると、「このまま大きくなっていきます」という返事が……。