2年ぶり10度目の優勝を果たしたサントリーサンバーズ【写真：月刊バレーボール】

　第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は5月6日（月・振）に最終日を迎え、Asueアリーナ大阪（大阪府）で男子決勝が行われた。 【男子決勝トーナメント表】 　男子決勝はVリーグ王者のサントリーサンバーズと、天皇杯王者のパナソニックパンサーズの一戦。今季のVリーグファイナルと同じ組み合わせとなった。第1セットはサントリーがドミトリー・ムセルスキーのスパイクなどで中盤に抜け出し先取。第2セットは終盤までもつれ込んだが、パナソニックが垂水優芽のサービスエースなどの連続得点で突き放して奪い返した。第3セットは序盤から試合を優位に進めたサントリーが、第4セットはジュースにもつれ込む接戦を制したパナソニックがそれぞれものにして最終セットへ。迎えた最終セット、序盤は互いに譲らずサイドアウトを取り合う展開。中盤にパナソニックが西川大翔のサーブから連続得点を奪いリードを奪うが、サントリーもくらいついてムセルスキーのスパイクで同点に追いつく。そのあと西川のスパイクを藤中謙也がブロックしリードを広げたサントリーが、2年ぶり10度目の優勝を手にした。サントリーはVリーグとの2冠を達成した。 　試合結果と個人賞は下記の通り。 ■男子決勝 サントリーサンバーズ　3-2　パナソニックパンサーズ （25-21,21-25,25-17,26-28,15-11）

3回目の黒鷲賞を受賞したドミトリー・ムセルスキー（サントリーサンバーズ）【写真：月刊バレーボール】

■男子個人賞 黒鷲賞　　ドミトリー・ムセルスキー（サントリー）　【3回目】 敢闘賞　　西山大翔（パナソニック）　【初受賞】 若鷲賞　　山田大貴（東レ） ベスト6 　デ アルマス・アライン（サントリー）　【2回目】 　　　　　大宅真樹（サントリー）　【2回目】 　　　　　ドミトリー・ムセルスキー（サントリー）　【4回目】 　　　　　垂水優芽（パナソニック）　【初受賞】 　　　　　西山大翔（パナソニック）　【初受賞】 　　　　　西本圭吾（東レ）　【初受賞】 ベストリベロ賞　永野 健（パナソニック）　【7回目】