名古屋グランパス・DF三国ケネディエブス「チームとしてクリーンシートを半分以上は達成したい」
名古屋グランパスの今季の戦いとその裏側を収めた映画の上映が21日、名古屋市中村区のミッドランドスクエアシネマで始まり、DF三国ケネディエブス(24)が舞台あいさつした。自身の成長を振り返るとともに、来季への意気込みを語った。上映は来年1月5日まで。 飛躍の年の最後に、大きな数字を掲げた。来季の目標を聞かれると「自分1人でどうにかできることではないが、クリーンシート(無失点試合)を、38試合のうち半分以上は達成したい」。今季の11試合から、8以上の上積みとなる。 開幕戦で自身のミスも絡み0―3。しかし、その後一気の成長で守備の柱に。映画でも長い時間を割いて取り上げられた。一番悔しかったのが開幕戦なら、最も自信を得たのは最終戦の横浜M戦(日産ス)。今季得点王のFWアンデルソンロペスを抑え込み、2―0の勝利に貢献。「集大成が最終戦で全て出たのかなと思う」と胸を張った。 来季のチーム目標は、もちろんリーグ優勝。「ブレずに皆さんと一緒にその目標をかなえられたら」。成長の階段をさらに駆け上がる。
中日スポーツ