新鋭・空音央監督長編劇映画デビュー作 “ありえるかもしれない未来”を舞台に描く新たな青春映画 映画『HAPPYEND』
短編映画『The Chicken』、コンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』で世界中の映画祭から注目を集めた新鋭・空音央監督の長編劇映画デビュー作、映画『HAPPYEND』。この度、本作の30秒予告映像とビジュアルが公開された。 本作は、幼馴染で親友同士の2人の、高校卒業を控えて揺れ動く友情や葛藤をエモーショナルに描いた青春映画。物語の舞台は決して遠くはないXX年後の未来。リアリティのあるユーモラスかつシニカルな世界観が描かれる。 監督を務めるのは東京とニューヨークの2拠点を活動軸とし、短編映画、ドキュメンタリー、PV、アート作品、コンサートフィルムなどジャンルレスに数多くの作品を手掛けてきた空音央。志賀直哉の短編小説をベースにした短編映画『The Chicken』はロカルノ国際映画祭でワールドプレミア後、ニューヨーク映画祭など名だたる映画祭で上映された。また今年日本公開された坂本龍一のコンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』では、ピアノ演奏のみのシンプルかつストイックな演出ながらヴェネツィア国際映画祭でのワールドプレミア以降、山形、釜山、ニューヨーク、ロンドン、東京と世界中の映画祭で上映された。 この度公開された30秒予告映像は、学校の中庭で黄色い車を生徒たちが囲んでいる場面から始まる。その異様な光景を見て、ニヤニヤ笑うユウタとどこか戸惑った表情のコウ。この出来事がきっかけで2人の物語は大きく動き出していく。 また、本作は、今月下旬から開催されるヴェネツィア国際映画祭では日本映画で唯一、コンペティション部門にて選出されており、海外からも期待の声が高まっている。 映画『HAPPYEND』は、2024年10月4日(金)より全国公開。
otocoto編集部