地元就職率2年連続で青森県が“全国最低” 賃金格差や業種の少なさが一因か
RAB青森放送
今年3月に県内の高校を卒業した生徒が地元就職した割合は58.9%と2年連続で全国最低でした。 国の学校基本調査によりますとことし3月に県内の高校を卒業した人は9,011人で前の年より793人減りました。 このうち大学や短期大学に進学した人は4,899人でした。 一方、卒業後に就職した人は23.5%の2,120人で過去最低となりました。 このうち県内に就職した人は58.9%の1,249人で、2年連続で全国最低でした。 就職を機に多くの生徒が青森県を離れています。 県教育委員会は中央との賃金格差や高校生の希望に沿った業種の企業が県内に少ないことが一因とみていて、関係機関と連携して粘り強く地元就職を呼びかけていくとしています。