ロバート・ダウニー・Jr.登場にコミコン会場は「マジかよ!?」 勝負に出たMCUの今後に期待
『サンダーボルツ』圧巻のアクションシーン!
続いては『サンダーボルツ*』。これも監督と登壇者が登場。セバスチャン・スタンら豪華スターが続々登壇し、締めはフローレンス・ピューでした。全員が登壇したと思いきや、いきなり客席がざわつきます。レッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバーがレッド・ガーディアンのコスチュームで(つまりレッド・ガーディアンとして)客席から登場。しかし衣装を着ているのは彼だけ。「え? お前ら皆スーツ/コスチューム着てくるって言ってただろう!」とステージの上にいる登壇者たちに怒るという爆笑の演出から始まりました。 ここで映像の初お披露目。あるミッションのためにワケありの連中が集められるわけですが、最初に彼らが顔合わせしたとき、事情を知らされていないからか戦いが起こります。 エレーナ、U.S.エージェント、ウインター・ソルジャー/バッキー、ゴースト、タスクマスター間でのバトル。このシーン鳥肌が立ちました。自分以外がすべて敵の状況で、それぞれの戦闘スキルが炸裂。観客に今度のサンダーボルツの面々がどういう連中かわからせる効果もありますね。 上映後、フローレンス・ピューが「とにかくスタント(アクション)がすごい」とド迫力の映画であることを強調しました。先に見せてもらった『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』と比べ、主人公たちのアクションがより殺気立っている感じがよく伝わりました。期待大!
『ファンタスティック・フォー』最後に嬉しいサプライズ!
『サンダーボルツ』一行が降壇し、次の映画のタイトルが発表されます。『ファンタスティック・フォー』です。監督が登壇しますが、ロンドンで今絶賛撮影中とのことで、4人のキャストの撮影合間の集合写真を見せてくれました。ということは主役の4人はロンドンにいて今日来れないのかなと思いました。 続いて映像のお披露目。その前に監督が、今回の映画『ファンタスティック・フォー』は、別バースの1960年代が舞台で、その世界はレトロフューチャー的世界観であると説明。 そしてお披露目になった映像は、その世界のテレビ番組のニュースで、これから宇宙に行くという4人を紹介する体裁になっています。コミックなどではこの後、この4人は宇宙線をあびて超人になるわけで、つまり今回の映像は超人になる前の4人の様子なんです。だから、今回の映像では4人のコスチューム姿とかスーパーパワーの様子は映っていません。 ちなみこの4人はすでに“ファンタスティック・フォー”と仇名されている4人組のようです。ここまででも大満足だったんですが、最後のほうで映像のトーンが変わって、ビルを覗く大魔神のような巨人が登場。コミックファンが待ちにまったギャラクタスです! ここは会場大拍手。そして、最後にこの映画のタイトルが『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』になったことが発表されました。人類の第一歩、本当宇宙開発っぽいですよね。初映像を観ることができて感激しているファンを前にさらに嬉しいアナウンスが。 その後、先ほどロンドンにいると言った4人がなんと! この会場に来てくれているというのです! というわけでペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラックの4人が登壇しました! これまた悲鳴に近い歓声です。 そしてこの後面白い演出があって、この4人はこれからロンドンにすぐに帰らなきゃいけない。だから特別な車を用意した、というアナウンスとともに会場内にファンタスティックカーが現れ、場内を飛行しました(笑)。ファンタスティックカーというのはチームが乗る空飛ぶ車型のスーパーメカ。さっきの映像の世界観にあわせたデザインのレトロ・フューチャーな車がホールH内を飛行しました。